ロスGの悲報を聞き、一夜明けても
まだ後悔ばかりに包まれる
マイケルジャクソンの墓まいりと
ロスGに会いにいく
その選択を間違えたこと
もしも、 あの郊外のロスG宅へ行っていたら
2ヶ月近く一緒に生活をした
うちの父や娘も
その光景を懐かしがり
もしその時、ロスGの体調の劇的変化を感じたとしたら
うちの家族でなにか元気づけることもできただろう
新しくしたという部屋やバスルームの
最初で最後のお客さんになって
きれいになったね、とほめてあげたり喜んであげたら
きっとロスGも嬉しかったにちがいない
誰にも使われることのないまま
その家は他のひとのものになっていく
本当はずっと自分たちのものにしておいて
日本人の家族に貸すとかで残しておいてくれたらいいんだけど
でも息子の好きにしていい
と
一度、売りに出す話があって
不動産屋さんを家に呼んだことがある
その時
ロスGはそう言っていた
毎日、毎日、手をかけていた自慢の庭も
ロスGの水撒き姿はもう見られない
私たちは85歳を過ぎても
かなりの急斜面な階段をのぼり
てっぺんの桜の樹まで水をやりにいくロスGを
尊敬の眼差しでみていた
もうとっくに捨ててしまうだろう
というほどぼろぼろになった
ガーデン手袋を
私は新しく新調した
笑って受け取ったが
翌日、もらったことを忘れてしまったのか
また手にはぼろぼろの手袋をはめていた
忠犬ハチ公もそうだったけど
毎日くりかえされていた普通のことが
突然止まってしまうことって
寂しさをそそるんだね
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